7/14(土) 晴れ
朝ご飯は「チャーリー・ブラウン・カフェ」にて。
どこもかしこもヌーピー!ヌーピー!ヌーピー!
スヌーピーファンにはたまらないかと。
東尖沙咀からKCRという電車で沙田へ。目指すはスヌーピー・ワールドです。
再びヌーピー!ヌーピー!ヌーピー!(笑)
ここは子供向けのミニ広場で、アトラクションなんかは一切ありませんが(ジャングルジムみたいのはあったような気がする)見てるだけでも楽しいので、やはりスヌーピーファンなら行ってもいいのではと。東尖沙咀駅から電車だと20分くらいだし、大きなショッピングセンターもあります。
わざわざ沙田まで来たついでに沙田萬沸寺まで足を延ばしました(萬沸寺は「無間道」ファンならお馴染みの金ピか坊主がたくさんいるお寺です)。
すぐ隣にエスカレーター完備のお寺があって一瞬そちらに迷い込みかけたのですが、どうもネットで調べたのと様子が違いまして(ネットでは徒歩でしか行けないと書いてあった)。だったらここかなあと向かった道で出会った地元のおっちゃんに訊きもしないのに、「あっち!あっち!」と教えられ(迷い人多しとみました)、ようやくお寺の入り口に。
こんな感じで金ピカのお坊さんが左右にずらりと並んでいます。
変なものが大好きなので自然とテンションが上がるのを感じつつ、ウキウキと登山開始。
が、歩き始めて5分も経たないうちにウキウキどころか鬱々とした気分に。
なんせ暑い。暑すぎる。
こんなとこ真夏(しかも真っ昼間)に行く奴はただのアホ!!!
そう思って周りを見たら私ら以外誰もいやせんのですよ。そらそうだ。誰がこのクソ暑い中、好き好んでこんな山のてっぺんにあるお寺にお参りにくるねん。死ぬ!死んでしまうーーーーー!!!
それでも惰性で足を動かし、そのせいで更に中途半端に登ってしまい、もはや行くも地獄帰るも地獄といったところで一旦休憩。ほんのわずかな日陰に身を寄せ合い、じっと無言で佇んでいると下からTシャツ短パン姿の白人が2名。これまた喘ぎながら登ってきました。
「ここにもアホがいてる・・・・」とお互いに憐み合いながらの微笑を交わし、「お先に逝ってきます・・・・・」と言わんがばかりの二人のあとを追い、再び足を動かし始める我々。
延々と連なる金ピカ坊主。まさに無間地獄・・・。
「あとどれくらい?」「あと何坊主(新しい単位)登ればいいの?」と100回くらい繰り返しながら(いずれも答えは返ってこない)、ようやく頂上に辿り着き足を止めた瞬間、身体中の水分が汗となって流れ出すのがわかりました(手の甲から汗が滴り落ちるなんて今まで経験したことなかったデスよ・・・)。
すでにお湯と化した水を飲む手も震え、飲んだ水も一瞬にして蒸発するのを感じながら、よろめき入ったお堂の中までもが暑い!普通ひんやりしてるもんだろ、寺ってとこはよう!!!
せめてクーラーのガンガンに効いた休憩所くらいあるのかと思ったら、天井にゆるくファンが回っている食堂が1軒あるのみで、他はひたすら灼熱の太陽にギラギラと照らされた金ピカ坊主が林立するのみ。
「こんなとこまで何しに来たんだろう・・・」とぼんやり考えながら、しかしここまで来たからには!と映画に出てきた手長坊主を朦朧としながら写真に収め、ついでに足長坊主の写真を撮った後はただ茫然。
びろーーーーーーーーーーん!
記念写真の1枚も撮る気力もないまま、登って来たのとは逆方向から下山。実はここにエスカレーターがありました!的なオチを期待するのも虚しく、ひたすら下山。
なんとか元のショッピング・モールに帰り着いた時は無事に生還できた喜びに震えました(大げさでなく)。涼しいショッピング・モールにいると、あのお寺への道のりすべてが夢の中の出来事のように思えましたが、写真がバッチリ残ってるところを見るとやはり現実のことだったんですね。
両側に微笑を浮かべながら並ぶお坊さんたちに内心ひっそり(かつ逆ギレ気味に)、「なに笑ろとんねん!」、「頂上からこの一番端のお坊さんをどーんと突いて、下まで一気にドミノ倒しにしたろか」と、色々と罰当たりなことを考えましたけども、それも全部あの暑さのせい。暑さが私の理性を狂わたのです。だから罰は中てないでください。
中環まで戻り、「沾仔記」でワンタン麺の昼食。
1個のワンタンにエビがごろごろ入っててすごいボリューム。麺も器からはみ出てます。安くて美味しい(このあと友人2名はさらにエッグタルトを食べました)。
同じく中環にある「Morn」でお買い物。パンダバッグが有名ですが、さすがにあれを持って歩く勇気はなく、おとなしめのこちらを購入。
香港の地下鉄路線図がデザインとなっております。
このあと日本では東京にしかない(2時間くらい並ぶらしいですね)クリスピー・クリーム・ドーナツでお茶。いい加減食べ過ぎだーと言いながら1個食べました。ふわふわしてて美味しかったけどめっちゃ甘い!1個で充分ですな。
ツヤツヤ♪
晩御飯は灣仔にある「
Cnicken Pot」。火鍋のお店です。
人気店だということで早目に出かけて正解。食べてる間に続々とお客さんが来てあっという間に満席でした。
名物のチキン・ホット・ポット(大)とエビのホット・ポットをオーダー。
どちらも辛い!けど病みつきになるおいしさで、熱い!辛い!でも旨い!!と絶叫しながらほぼ完食。箸休めにご飯を頼んでもいいと思います。
お腹いっぱい食べてビールも飲んでひとり¥2000くらいだったかも。安くて美味しいしサービスもいいです。オススメ〜。
さんざんお腹がいっぱいだと言いながら、ホテル近くの「許留山」でココナッツアイスとタピオカ入りパパイア・ボートを買って帰りました。
熱くて辛いもの食べたあとに冷たくて甘いもの。美味しいに決まってるのだ。